ハーレーファミリー 5モデル

ハーレーのパーツをカスタムするメリットとは

アメリカンバイクの中でもハーレーは、多くのバイカーが憧れる存在です。純正の状態でも十分魅力的で、長年培ってきたハーレーブランドの高いデザイン性があります。ただ、シートやタンクなどのパーツを交換し、個性的な車両にカスタムする方法も人気です。これには様々な理由があり、カスタムするパーツによって得られる効果も変化します。

ハーレーカスタム

まず初めは、ハンドルやグリップのカスタムによる効果です。アップハンドルやチョッパー用のベント(折り曲げ)ハンドル、さらにセパレートハンドルなど数多くの種類があり、操作性も大きく変化します。例えばベントハンドルやアップハンドルのチョッパースタイルに交換した場合、小回りの操作性が難しくなり、腕にかかる負担も大きくなります。しかしその分、車両のフォルムが大幅に変化し、力強くよりアメリカンらしいプロポーションになるのです。また、チョッパースタイルのライディング姿勢は、重心が少しだけ後方よりです。したがって、クルージング性がアップするメリットがあり、スタイル、機能性ともに大きな効果があります。

また、シートやサスペンションを交換して、乗り心地をカスタムする方法も魅力的です。アメリカンバイク以外のカテゴリーでもよくあるカスタム方法で、比較的短期間で交換できるアイテムと言えます。シートの革にこだわるだけで見た目の印象も大きく変化しますし、シートの厚みも重要なポイントです。

そしてタンクのカスタムも人気があり、派手なペイントやガソリンの内容量を好みで選ぶことができます。よくあるカスタム例として、もともと装着されていたガソリンタンクよりも大きなタンクに交換し、航続可能距離を増やすカスタム方法が効果的です。また、逆にスリムなタンクにすることで、見た目の野暮ったさを解消することもできます。

このようにハーレのパーツカスタムはデザイン性、走行性、乗降性など、さまざまなメリットを生み出す方法になっています。