ハーレーファミリー 5モデル

ハーレーのモデルの耐久性

耐久性

ハーレーダビットソンのラインナップは、主にアメリカンバイクモデルを中心に展開されています。実際に、販売台数もアメリカンタイプが大半を占めています。

ハーレーダビットソンを始めとする輸入バイクで気になる点が、エンジンを始めとする車体の耐久性です。輸入車は、製造国の気候に応じて作られていますので、日本の気候に合わせて作られているものは少ないです。日本の気候は世界の気候の中でも過酷なものと言われています。その過酷な気候に耐えうる輸入バイクは少ないのが現状です。何かしらの不具合が出たり、故障が起こったりします。

そのような輸入バイクの中において、ハーレーダビットソンのバイクは故障や不具合が極めて少ないバイクであると言えます。気温が高くなってもオーバーヒートを起こすようなことはありませんし、雨天でバイクが走らなくなってしまうといった事もありません。気温や湿度の変化が激しくても、パーツが急激に劣化して、脱落してしまうようなこともありません。このような点から、ハーレーダビットソンのアメリカンタイプのモデルをはじめとしたラインナップは、日本の過酷な気候変化にも耐えうる耐久性を備えたバイクと言えるでしょう。

水冷 ハーレーのモデル

水冷

ハーレーのモデルには5つのファミリーがありますが、その中で唯一エンジンの冷却が水冷方式を採用しているのがV-RODです。2002年に登場したモデルで、それまで空冷エンジンしか採用しなかったハーレーが初めて採用したことで波紋を呼びました。従来のハーレーと違い、怒涛のトルク感に爽やかな吹け上がりを感じられます。

水冷はエンジンが動くことで生じる熱をエンジンの周囲に冷却液を通すことで冷やしています。エンジンの温度を細かくコントロールできるので、自動車も含めて多くのエンジンで採用されています。ただし、エンジンの周りに冷却液を流す機構を取り付ける必要があるので、重量やサイズが大きくなってしまうというデメリットがあります。

空冷だと熱を空気によって冷やすので冷却効率は下がりますが、冷却液は必要ないので軽くコンパクトに造ることが可能です。ただし、エンジンがむき出しになってしまうのでメカノイズが大きいですし、夏場はオーバーヒートしやすいです。街中などで渋滞につかまってしまうと、冷やすための空気が取り込めないのでオーバーヒートしてしまうということも多いです。

V-RODはハーレー乗りの間では好み分かれますが、根強いファンもいます。